ねこバスはソーシャルサポートだった⁉️
聖路加リエゾンセンター所長保坂先生の
「精神科医からみた「となりのトトロ」の中で、
ねこバスはソーシャルサポートだった!と言う見解がありました。
ソーシャルサポート
ソーシャルサポートとは、「社会的関係の中でやりとりされる支援のこと」をいいます。
健康面におけるソーシャルサポートの働きとして、以下のことが挙げられます。
(1)健康によい行動を続けやすくする
例えば、健康によい食事や運動、禁煙などを続けていく上で、家族を含めた周りの人からいろいろなサポートを受けることで、それらの行動が長続きしやすくなると考えます。
(2)ストレッサーの影響を和らげる
ストレッサーがあっても、周りの人からサポートを受けることによって、そのストレッサーを前向きにとらえられるようになったり、うまくストレッサーに対処(コーピング)することができるようになると考えます。
なお、ソーシャルサポートは、その内容によって、以下のように分けることができます。
悩みを聞いてくれたり、アドバイスをしてくれたり、気分転換に誘ってくれたりといった周りの人々からの有形無形の援助を指すこと。
(ウィキペディア先生より)
らしく、
聖路加リエゾンセンター所長の保坂先生によれば、以下のソーシャルサポートがある方は癌になったとしても、治癒、回復する確率が高くなるのだそうです。
①情緒的サポート
一緒にいると安心したり、癒されたりする人
②手段的サポート
病院に連れて行ってくれるなど、直接的なサポートをしてくれる人
③情報的サポート
正しい情報、最新の情報をくれる人
だそうです。
あなたのソーシャルサポートは誰なのか?
どうですか?
ぱっと思いつきますか?
先生はソーシャルサポートを複数持つ事をお薦めしておりました。
キーパーソンの様に1人だとその人が居なくなったら何にもできません。
これはお互い様なので無い方は今から是非作っておかれると良いでしょう。
となりのトトロの登場キャラクターで、
トトロは情緒的ソーシャルサポートであり、
ねこバスは?と言うと手段的ソーシャルサポートになるんだそうです。(その見方も面白い)
余談ですが、バブル期のマボロシ「アッシー」は手段的ソーシャルサポート
「メッシー」は情緒的と手段的、2つを兼ね備えたソーシャルサポートになりますね。
医療従事者さん達は、この3つの要素を兼ね備えて欲しいと仰っていらっしゃいましたが、
カウンセラーと呼ばれる方もこの3つの要素を持つと良いですね。
まずはご自身のソーシャルサポートを再確認してみましょう。